学校1人気の先輩は私だけを溺愛する。
「ううん、俺がしたかったから」

「それではー」

「待って」

腕を引かれ、振り返る。

ーちゅっ

え……?

「これからもよろしくね」

「え……」

颯斗先輩の後ろ姿をじっ……と見つめる。

今……キス、された?

……気のせいではない……はず。

そう気づいて、顔が赤くなっていく。

は、颯斗先輩と……。

それに、これからもよろしくねって……期待してもいいのかな……。

これからも颯斗先輩と一緒にいたいな……。

そう思いながらー。
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