学校1人気の先輩は私だけを溺愛する。
「じゃ、行こっか? 電車来ちゃうよ?」

「あ、は、はい!」

「お金は俺が出しとくから、君達も帰っていいよ?」

「……う、うん……」

「あ! せ、先輩!あと5分で電車来ちゃいます!」

「急ごっか」

先輩に手を引かれて走る。







「はぁ……はぁ……」

「大丈夫?」

「は、はいっ……な、んで先輩はそんなに……余裕、そうなんで、すか?」

息切れしながらも喋る。
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