いつでも側に〜一途な両片想い〜
「もう、お母さんのために働かなくていいんだよ。鈴がしたい仕事を選べばいい。鈴は選べるほどの女優さんなんだから」
「えっ、でも。仕事があることに感謝しなさいって」
お母さんが、仕事は断るなと言っていた。仕事があるうちに出演するのよと……。
「感謝は大事だよ。だけど、鈴は一人しかいない。鈴しか出来ない役もたくさんある。鈴でなくても出来る役もある。これからは、しっかり選んでいこう」
「うん」
「ただ、お母さんが今まで使ってしまった鈴の給料は戻って来ない。取り戻すことも出来るが、裁判になるだろうし……」
そして、お父さんの存在も聞いた。お母さんは全く教えてくれなかったお父さん。
弁護士になっていて、今回私を助けてくれた。私のことをずっと忘れずにいてくれた。
「えっ、でも。仕事があることに感謝しなさいって」
お母さんが、仕事は断るなと言っていた。仕事があるうちに出演するのよと……。
「感謝は大事だよ。だけど、鈴は一人しかいない。鈴しか出来ない役もたくさんある。鈴でなくても出来る役もある。これからは、しっかり選んでいこう」
「うん」
「ただ、お母さんが今まで使ってしまった鈴の給料は戻って来ない。取り戻すことも出来るが、裁判になるだろうし……」
そして、お父さんの存在も聞いた。お母さんは全く教えてくれなかったお父さん。
弁護士になっていて、今回私を助けてくれた。私のことをずっと忘れずにいてくれた。