最強な俺様と激甘な王子様
どういう意味だろう?

それにしても、キラキラ王子様の真白くんと特別冴えない私。

誰がどう見てもアンバランスだろうなー。

でも、ちょっと贅沢な気分。

「ねぇ、羽乃ちゃん」

「なんですか?」

「俺と付き合って?」

「これからですか?どこに?」

真白くんは一回、目をぱちくりさせてから可笑しそうに笑って。

さっと掬い上げるように、スマートに手をとると、指を絡めてぎゅっと握りしめてくる。

その手を自分の口元に持っていくと、
こういうこと、と言って破壊級の笑顔を投下した。


なんと、、、


まさかまさかの告白に、私の思考回路は急停止。


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