キレイで頭が良くても、振り向いてもらえない女

急展開

 だが、瑠璃子はこの後衝撃を受けることになる。

「瑠璃子ちゃん、ちょっと良い?」

「何?」

 告白してきた大沢だった。

「こっちに」

「うん」

「実は好きな子が出来て、その子と付き合うことになった」

「それって、振られたってこと?」

「ごめん」

「良いの」

 瑠璃子は目に涙をためた。

「瑠璃子」

「琢磨ぁ」

 琢磨は瑠璃子の頭を撫でる。

「私、琢磨が……好き」

「瑠璃子」


「瑠璃子、俺……」

「琢磨?」

 琢磨がキスをする。

「ん」

「お前のことが好きだ」

「琢磨」

「俺と付き合ってくれ」

「もちろんよ」

 こうして、二人は幼なじみから恋人に進展した。
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