エリート脳外科医の独占愛に、今夜も私は抗えない

「今夜は積極的だな。でもそういうのは嫌いじゃない」
「会えなくて寂しかった」


一緒にアメリカに行っていれば、芹菜を遠ざけられたのに。


「俺もだ」


スイッチを入れてしまったか、雅史のキスが深くなる。お互いに晒した上半身で抱き合い、体温を溶かしていく。
ベッドに横たえられたときには体の中心部が熱くて、募る想いごと雅史を求めた。
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