俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
好きだとか、愛しているだとか俺にはよく分からない。ただ、彼女の全てが欲しいという欲望が溢れ出して止まらなかった。
この夫婦生活は人生の中で今までにないほど充実したもので。俺はこの時間を失いたくないのだと自覚する。
帰路に着くために車に乗り込む。
どうやら内山が運転係のようで、俺は今日のこはるの様子を尋ねた。
本日のスケジュールは撮影や収録だったようだ。少し疲れた様子は見て取れるが、そこまで重大なものではなく通常通りにこなせていたと。
その話を聞き、どこか安心したような気持ちを覚えた。