俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
ベッドに降ろされ、玲二はその上に覆い被さる。ちょうど窓から月光が差し込み、玲二の顔に影を作る。切長の瞳だけがやけに爛々と輝いているようで、どくりと心臓が跳ねる。
「……んっ」
玲二の手が太ももから腰、ウエストと身体のラインをなぞり上げる。全身の毛穴がぶわりと開く感覚を覚え、その感覚に打ち震えた。
着衣の下に手が入り、直接肌をなぞり上げられる。同時に唇を塞がれ、分厚い下が口唇をかき割って内部へと侵入した。ぬるぬると口蓋を舌先でなぞり上げたあと、私の舌を貪るように絡みつく。
息絶え絶えになりながらも求められている感覚に自分が興奮しているのがわかり、自ら舌を絡めに行く。
さすれば玲二のキスもヒートアップし、より激しさを増した。
唇が離れると銀糸がツーッと伝い、頭が茹だったかのようにぼんやりと玲二に視線を送る。