俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
「………ぁッ」
キスに夢中で気がつかなかったのだが下着のホックが外されており、するりと抜き取られる。そのまま衣服を手際良く脱がされ、生まれた状態となった。
玲二も自身のスーツを脱ぎ捨て、胸元に顔を寄せた。敏感な場所を舐められ、片方は指先で転がされた。
思わず背中が弓形に反り返り、小さな声を漏らす。そんな私の様子を見て、玲二は不敵な笑みをこぼした。手のひらで包み込まれて入念に解され、片手は腹を伝い、太腿に場所に到達する。
「………………あっ」
なぞっていた手がその隙間をかき分け、敏感な場所を撫で上げた。水音が耳に伝わると恥ずかしさで頭に血が昇る。思わずぎゅっと目を閉じながら呟いた。
「お、ふろ…………入ってない……」
「そんなの後でいい。今はお前が欲しいんだ。だからーー」