俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜

 足を大きく開かれて恥ずかしいところを舐め上げられ、頭が真っ白になった。
 ありえないところに玲二の頭があり、全身が沸騰しそうなほどで。

「きっ、汚いですからっ」

「お前の身体で汚いところなんてない。黙って感じてろ」

 その舌や唇の動きにただただ翻弄され、さらに指も加わって経験値の差をじっくりと味わった頃。
 入念にほぐれたそこに玲二自身が当てられーー。

「…………っ、辛くないか?」

「……っ、は、はいっ」

 目の前にある玲二の顔が辛そうに歪む。綺麗な額から汗が一筋伝い、視界いっぱいに広がる官能的な場面に思わず心臓が跳ね上がった。
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