俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
荒々しくベッドへ降ろされるもの、さすが高級家具のおかげか背中もお尻も痛みの一つすら感じなかった。ベッドのスプリングが跳ね、目を強く閉じた私が恐る恐る開けると、玲二が覆い被さっている。
そのとき、私は瞳を大きく揺らした。
玲二の瞳が今までにも増して野生的で、欲情を宿していたからーー。
息を呑む暇もなく唇は塞がれ、ベッドに押さえつけられる。技巧を凝らすような先程の口付けとは異なり、荒々しいく理性をかなぐり捨てたようなキスだった。口端から唾液がこぼれ落ち、喉を濡らしていく。
「……ぁんっ」
そのまま玲二の手が服の下に入り込み、敏感な肌に刺激を与えていく。巧みな手つきに身体が跳ね、息をする間もないほどだった。