初対面でプロポーズしてきた、イケメン旦那様に溺愛されてます。
 私は、当分寝れなかった。

『可愛くないって思われて嫌われるのか?引かれるのか?』
 マイナスのことしか考えられなかった。

『服くらい買ってこようかな?』
 いつも、事務着だし、洋服の枚数は少なかった。

 次の日もLINEが来た。

 終業後、早速、服を買いに行くことにした。
 急遽、みさきちゃんを呼び出した。みさきちゃんは、私よりはるかにマシで、彼氏もちょこちょこできている。
 説明をした。
「騙されてるのかな?」
「わかんない。」
「とりあえず、会ってはみる。」
 
 モテる服なんてわからないし似合わない。一緒に選んでもらった。
 清楚系のワンピースにした。あと、ブーツとコートも買った。

『これで、なんとかなりそう。』

「みさきちゃんありがとう。」
「また、報告してね。」
「うん。」
 みさきちゃんとご飯を食べてバイバイした。
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