初対面でプロポーズしてきた、イケメン旦那様に溺愛されてます。
 優さんから、LINEが来た。
「着いたよ。」
「はい。」
私は緊張していた。

「どうぞ。」
 玄関を開けた。
 両親が立っていた。
「初めまして。松崎優と申します。」
「初めまして。杏奈の母です。」
「父です。中どうぞ。」
「ありがとうございます。お邪魔します。」

 リビングのソファに座ってもらった。
 コーヒーが出てきた。
「私、松崎コーポレーションという会社の代表取締役をしております。」
 名刺を両親に渡した。

< 26 / 88 >

この作品をシェア

pagetop