初対面でプロポーズしてきた、イケメン旦那様に溺愛されてます。
『もしかして、もしかする?
 今日、そういうかんじ?だよね。』
緊張で、胸がはちきれそうだった。

 お風呂から出た。
 優さんは、ソファに座りテレビを見ていた。
「コーヒーでも飲みます?」
「うん。ありがとう。」

 優さんのところに、コーヒーを持って行った。
「杏奈ちゃんも座ってみようよ。」
「はい。」

 優さんの隣りに座った。
 少し距離をあけていたが、明らかに優さんは近づいてきた。
 肩を組まれた。
 ドキドキで、心臓が飛び出そうだった。

 テレビの内容が一切入って来ない。
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