初対面でプロポーズしてきた、イケメン旦那様に溺愛されてます。

事件

 さらに1ヶ月ぐらい経過した。

 最近、仕事帰りに誰かに見られている気がしていた。
 でも、私に、そんなことはないと思って気にしないでいた。

 ある日、私を見てる人がいた。
 少し怖くなった。
 でも、勘違いかもしれないから、優さんには言わないでいた。

 数日後、優さんは海外出張に1週間行ってしまった。

 その日も、同じ人が私を見ていた。
 優さんに電話することにした。
「どうしたの?」
「なんか、寂しくて、声聞きたくなって。」
「そっかぁ、ごめんね。」
「お仕事頑張ってください。」
 やっぱり、言えなかった。
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