六花の恋-ライバルと同居することになりました?-【リメイク版】
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「はい、どーぞ」
「わーっ、晃くんのごはん~」
思わず拍手してしまうほどキラキラしているのは、ダイニングテーブルに置かれたワンプレートに盛り付けられた朝ごはん。
サニーレタスを少し乗せて、イチゴジャムを添えたフレンチトーストと、キウイフルーツにヨーグルトを添えたデザート。
晃くんはこういう、映える料理が得意だ。
「珍しいもんでもないだろ」
「珍しいとかじゃなくて、単純に美味しんだよ。綺麗だし。は~美味」
晃くんが席につくより先にフレンチトーストを一口ほお張る。
パンの半熟加減と甘さが絶妙……!
私の目の前の席の椅子を引いて、晃くんも座る。
「大袈裟。さゆの昨日の夕飯の方がうまかった」
自分もフォークを手にしながら苦笑する晃くん。
慰めてくれるのは嬉しいけど……。
「……私のご飯は茶色いってよくお母さんに言われる」
「はい、どーぞ」
「わーっ、晃くんのごはん~」
思わず拍手してしまうほどキラキラしているのは、ダイニングテーブルに置かれたワンプレートに盛り付けられた朝ごはん。
サニーレタスを少し乗せて、イチゴジャムを添えたフレンチトーストと、キウイフルーツにヨーグルトを添えたデザート。
晃くんはこういう、映える料理が得意だ。
「珍しいもんでもないだろ」
「珍しいとかじゃなくて、単純に美味しんだよ。綺麗だし。は~美味」
晃くんが席につくより先にフレンチトーストを一口ほお張る。
パンの半熟加減と甘さが絶妙……!
私の目の前の席の椅子を引いて、晃くんも座る。
「大袈裟。さゆの昨日の夕飯の方がうまかった」
自分もフォークを手にしながら苦笑する晃くん。
慰めてくれるのは嬉しいけど……。
「……私のご飯は茶色いってよくお母さんに言われる」