惚れたら負け─お前のこと好きになった─
─次の日─
委員会決めが行われて、私は見事なりたかった図書委員になった。
だけど、図書委員の男子の方が決まらず、辿り着いたのはくじ引きで決めるというもの。
ブーイングが起こる中、だるそうにくじを引きに行く男子の中には一ノ瀬さんもしっかりといた。
180cmくらいある?めちゃくちゃ目立ってる。
なんて…私には関係ないのだけれど…。
「当たり引いたの誰〜?」
一応、一緒に委員会をやるからどんな人なのかは気になる。
机にあった視線を前に向けると、嫌そうに手を小さく挙げた人がいた。
えっ、
「一ノ瀬!?」
「きゃ〜!!一ノ瀬くん!!」
なんで……
「早乙女さん!変わって!!」
「えっと、」
私も彼と一緒なのは嫌だけど…でも図書委員はやりたい。
だから、すぐに変わるとも言えないよ…。
委員会決めが行われて、私は見事なりたかった図書委員になった。
だけど、図書委員の男子の方が決まらず、辿り着いたのはくじ引きで決めるというもの。
ブーイングが起こる中、だるそうにくじを引きに行く男子の中には一ノ瀬さんもしっかりといた。
180cmくらいある?めちゃくちゃ目立ってる。
なんて…私には関係ないのだけれど…。
「当たり引いたの誰〜?」
一応、一緒に委員会をやるからどんな人なのかは気になる。
机にあった視線を前に向けると、嫌そうに手を小さく挙げた人がいた。
えっ、
「一ノ瀬!?」
「きゃ〜!!一ノ瀬くん!!」
なんで……
「早乙女さん!変わって!!」
「えっと、」
私も彼と一緒なのは嫌だけど…でも図書委員はやりたい。
だから、すぐに変わるとも言えないよ…。