惚れたら負け─お前のこと好きになった─
こ、心強い…、


「ありがとう。」


部屋に着いてからは、4人の女の子たちに少し睨まれたけど、文香ちゃんがそばにいてくれたおかげで直接絡まれることはなかった。



─そして、あっという間に迎えた2日目─


「先に着物借りにいこっか。」


今川くんの誘導で、素早く着物を借りて、着せてもらえる場所に着いた。


女性物と男性物で分かれてるから、男子2人とは、お店に入ってすぐ、分かれた。


「叶愛はどれにする?あ、!私の、叶愛に選んで欲しい!」


「じゃあ、私のも文香ちゃん選んでくれる?」


「うんうん!もちろん!めっちゃ可愛いの選ぶ!」


輝くような笑顔を見せてくれた文香ちゃんに私も笑顔を返す。
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