これを溺愛だとは認めない!
あ、ああ。友達として夢中なんだろう。

風先輩ああ見えて、信用出来る友達が居なかったみたいだし……。


「しかし、何故にこれなんだろう?」


そう言って、私をジロジロ見る雅。


「な、何ですか!?」

「分厚い眼鏡だし、スタイルがずば抜けて言い訳じゃないし……制服の着こなし方も最悪だし……」


それって、私の事だよね……。


酷くない!?


「でも、髪型だけは可愛くなったよね……。
凄い見違えた」


そ、それは、咲先輩に可愛いくして貰ったから。


「そ、そうだ!」

「な、なに!?」




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