これを溺愛だとは認めない!
小さな時からブスってからかわれていたし、バイ菌扱いされて生きてきた……。


でも、奇跡的に友達が出来て__


「はっ?たまが不細工!?」

「は、はい……」

「お前以上に可愛い奴なんて、見た事ねえよ!!」

「でも……」

「なんだよ!たまは、世界一可愛いつーの!!」


風先輩が、こう言ってくれる。


直ぐになんて無理な話だけど、私は自分に自信を持たなきゃいけない気がするんだ。


そう、思った瞬間チャイムの音が鳴り響いた。
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