これを溺愛だとは認めない!
〖確かに、雅は可愛いよ!
でも、努力しているの!!

そうだねえ。休み時間になったら、雅がしている爪の手入れをしてあげる!!〗

〖ありがとう!〗


雅は努力をしている__


でも、私はどうだ?


手紙のやり取りをしているうちに、授業は終わり変な道具を持った雅が近づいて来た。


「風先輩来るかもだし、廊下に出よう」

「う、うん!」

「女の子はね、お手入れでかなり変わるんだよ?
多分、レンちゃんは素材は普通だと思うの……」


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