これを溺愛だとは認めない!
「ち、ちょっと二人で話さないか?」


い、言ったぞ!!俺。


「はい」


恥ずかしそうにしながらも、二人っきりになる事を受け入れるたまが可愛すぎる。


「よし、行くか!!」


たまの手を引き、歩き出した。

今、たまと手を繋いで校内を歩いている。


これって他人から見たら、恋人同士に見えたりするんじゃねーか!?


つーか、手を繋いでるんだからそうだよな!?


ドクン__
ドクン__

たまと手を繋いだ場所が熱くなったかと思ったら、心音が激しく騒ぎ出す。





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