これを溺愛だとは認めない!
誰も居ない静かな場所に着き、たまと向き合う形になった。


「た、たま!」

「はい?」

「俺の事どう思う?」


俺は会った瞬間から、たまの事が気になって気になって堪らなかった。


「風先輩と居るとドキドキしまし、ま……すね!」


こ、これは、俺の事を好きだと気付いていないのか!?

可愛い、可愛すぎる__


「ずっと、一緒に居るか!?」


目をパチクリさせて俺の目を見るたま。

不思議そうな顔をして、首を傾げる。
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