これを溺愛だとは認めない!
だから、自分が浮いている気がして不安になってしまう。


学校に付き、教室に入ると生徒の視線が集まった。


「レンちゃん!!メイク頑張ったねえ!?」


私に近付いてきたのは雅。


「う、うん。
朝早く起きてがんばってみたの!!上手く出来てるかな?」

「うん!メイク、初めてだとは思えないよ……。が、頑張ったじゃない!少しだけ、見直した!!」


私なんかがお洒落しても、変わらない__


そう諦めていたけど、全然違う。


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