私たちの秘密。~ダサ男とイケメン男子・おしゃれ女子とダサ子~
「お兄ちゃん、家に来てよ。」
「いや、帰るよ。」
「えー、寂しい。」
「あの、弟がこういってるからどうぞ。」
「いいの?」
「うん。」

弟に聞いていた。
「名前何?」
「けい。」
「けいくんか。お兄ちゃんと遊ぼうか?」
「うん。」

 家には入ってもらった。
 杉山くんは、けいとたくさん遊んでくれた。
 その間に、食事支度ができて、すごく助かった。
「あの、ごはん食べていく?」
「いいの?」
「お兄ちゃん、一緒に食べよう。」
「どうぞ。適当なものしか作れないけど。」
「じゃあ、遠慮なく。」
 一緒にごはんを食べた。
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