犬系男子が可愛くてたまりません

明日は亮介のサッカーの試合に一緒に行くことになっていた

部員に紹介する約束をしていて11時に迎えにきてくれて昼食を軽く食べ競技場に行く予定

「どういう風に変更するの?」

「真由が泊まってこの家から行く?」

「泊まる準備はしてないよ」

「下着なら前に穂乃香が準備したものがあるよ?」

「うーん」

真由香は迷っていた

サッカーのメンバーに会うのにジャージかぁ

でも穂乃香のおかげで誕生日当日に会えたしな

「じゃあ亮介さんのスウェット貸してくれる?

あと、筋肉痛になりそうだからシャワーじゃなくお湯ためたい……

それでいいなら泊まってもいいよ」

「もちろんいいよ」

準備してくるねと亮介さんは嬉しそうに浴室に行った

食べ終わったケーキとコップを真由香は片付けた


そろそろ覚悟かな……

真由香がお風呂から出る頃には0時近くになっていた

亮介はリビングでテレビを見ながらウトウトしていた

もう、疲れてるのに(笑)

「亮介さん?」

「ん……あっ寝てた、ごめん」

亮介は真由香の姿を見てびっくりして目が覚めた

「え?真由、下は?」

真由香はスウェットの上だけしか着ていなくて下は下着のままだった

亮介の服だから下着は見えてはいなかったが……

「亮介さんてば下がないもの」

「え?手に持ってるのは?」

真由香は服を広げた

「上が2枚」

ぷっ!

「アハハ八ッ、亮介さんもう天然すぎだよ」

「ごめん……すぐ持ってくる」

「もう眠いんでしょ、寝室に行こうか」

「あっ、そうだね」

テレビを切ってリビングから寝室へ
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