犬系男子が可愛くてたまりません
頭の中はぐるぐるでやっと亮介さんの声が耳に入ってきた
「真由?大丈夫?」
「亮介さん……」
「真由、可愛い……ちゅっ」
たくさんのキスをくれる
「入るよ」
「やだ……恐い」
「恐い?やめる?」
真由香は首を横に振る
「亮介さんに嫌われるのが恐い…ぐすっ」
「僕に?何でさ嬉しいよ、真由の事が凄く好きだよ」
「ふぇっ……真由も好き」
「だから繋がろう……泣かないで真由」
真由香は泣きながら頷いた
亮介さんは真由が泣くといつも涙を拭ってくれる
「ハァハァ……」
亮介さんは優しかった
すぐお水も持ってきてくれた
「真由、無理させた?恐かった?」
真由を後ろから優しくハグをしてくれていた
真由は座ってお水を飲み後ろを向いて亮介に抱きついた
「亮介さんに我慢させてたよね」
まだ鼻水をすする音がする
「うーん、確かにずっと抱きたかったけど長く付き合いたかったから真由のペースでいいかなって思ってたのもあるよ
そんなに気にしてた?」
「わかんない、真由の頭ん中は色々考えちゃってね、ぐずっ……
こういう事を考えたのが初めてだったから」
「1番嬉しい誕生日プレゼントを貰ったよ」
「もう、日付け代わってるよ(笑)」
「えっ?あっそっか」
「ふふっ、やっぱり亮介さんだ」
「もう、真由はかわいすぎるんだよ」
普段はしっかりしてるのに、こういう泣き顔をするのはまるで子供のようで愛おしい
「寝ようか、音楽かけるよ」
「ん、おやすみなさい」