犬系男子が可愛くてたまりません

「うん……でも亮ちゃんと付き合えたのは嬉しかったから思い出にするよ

もうつきまとわないからこれで最後にするから受け取って」

「わかった、ありがとう……

じゃあ、僕は行くから」

「うん、バイバイ」

参ったなぁ……荷物

亮介は今日は小さめのバックを持参していた

バックには入らない靴下のプレゼントを持って飲み会へ向かった

飲み会に行くとすでに始まっていて

「亮介、遅いから先に乾杯したぞ」

「ああ、ごめん」

「彼女といたのか?」

「まあ、駅までは送っていったけど」

「ん?何を持ってる?」

元カノに会って誕プレをもらったことを話した

「優しすぎるんだよ、亮介は」

「そうだよ、返せばよかったのに」

みんなそう思うよな……

でも、もう終わりだから

「それより亮介よ、いつのまにあんな美人と付き合ってたんだよ」

「同じサークルなんだよ」

亮介は嬉しそうに真由香との出会いを話し始めて1時間半

「おい、亮介が寝はじめたぞ」

もうすぐ2時間が来ようとしている

「亮介が嬉しそうに話すから飲ませすぎたかな?(笑)」

「二次会行けんのかな?」

「亮介!起きろ」

「起きる?……真由が起こして……くれる…むにゃ」

「彼女が起こしてくれんの?」

「…………うん」

「一緒に住んでんのかな?」

「亮介、彼女に電話出来る?」

「……彼女……真由」

「うん、わかったから電話できる?」

「しゅる」

友達は笑っていた
< 138 / 157 >

この作品をシェア

pagetop