犬系男子が可愛くてたまりません

「でも、サッカーもあるって」

「大丈夫だよ、始発の時間を調べてから寝よ

朝早くなるから」

「亮介さん……ごめんね」

「全然だよ」

「あり……ぐずっ……がとうね」

大好きと言って抱きついた

「寝れないかもしれないけど横になろう」

いつものように抱きしめてくれた

亮介さんが4時にタイマーをかけていてくれて真由香は目が覚めた

寝てた……私

隣にいた亮介さんがいない

朝弱いのに……お風呂場からシャワーの音がしていて、テーブルにコンビニの袋が置いてある

真由香は着替えた

「あっ、おはよう真由」

「おはよう亮介さん、これ」

「うん、パンと飲み物買ってきた

電車で食べな、車も取ってきたから真由ん家に寄って荷物をまとめよう

乗り換えしないでいい駅まで送るよ」

下半身にだけタオルを巻きドライヤーをかけ始めた

「ありがとう、ふふっ、頼りになりますね」

「ん?」

ドライヤーの音で聞こえないようだ

ホテルをチェックアウトして真由香を送っていった

「連絡するね、ありがとう、大好き」

亮介に告げると駅に入っていった

真由香は地元の駅につくとタクシーで病院に向かった

病室に行くと検査中という事で部屋で待つことに……

ノックがあり智也が入ってきた

「真由香!帰ってたのか」

「うん、始発で帰ってきた

バイトも休んでいいっていうから」

「連絡くれたら駅まで迎えに行ったのに」

「ありがとう」

ベッドの横で2人で座る
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