犬系男子が可愛くてたまりません
先の事を考えるのは早すぎるかもしれないけど
自分の夢を理解してくれる人じゃないと続かないと思っていたのだ
そんな時小学校の先生になりたい亮介さんと出会って目指す道は同じだと思ったし、理解してくれるような気がした
優しい亮介さんの事は真由香も会った時から気になっていた
でもそんな亮介さんが好きになってくれるなんて思わなかったし……
金曜日から色々ありすぎて頭がパンクしそうだ
明日から、明日から普通の穏やかな生活にきっと戻るだろう……
真由香ももう一度眠りについた
昼休みに正臣と穂乃香は学食に来ていた
「そっか……金曜日から色んな事が起きてたんだな」
「そうなんですよ、でもお兄ちゃんが真由香の事を気になってるのはバレバレじゃなかったですか?(笑)」
「そうだなぁ、それは俺も思ったかな」
「それも、お兄ちゃんからですよ?」
「初めて……じゃないかな、俺に会う前はわからないけど」
「多分初めてです、逆に大学生活は私は知らないんで……」
「まあ、久しぶりの彼女だな」
「久しぶりってどのくらいですか?」
正臣は少し考える
「……半年?いや、クリスマスにはいたから4ヵ月かな」
「はぁ、何でお兄ちゃんは続かないのかな」
「うーん、亮介は告白された時に彼女がいなかったらとりあえず付き合ってみるんだよ
彼女いる時は断るんだけど、まあやっぱり嫉妬かヤキモチみたいなのが多いかな」
「お兄ちゃんは断れないイエスマンだからなぁ」