犬系男子が可愛くてたまりません

「うん……自分の行動に朝起きてびっくりしてた」

「夜中に何度もインターホンを鳴らされた真由がびっくりですよ!」

「あ〜こんなの初めてだ……

今までヤキモチなんて妬いたことなかったのに」

「それはちょっと嬉しいですね」

「真由……本当にごめんね、ちゃんと連絡してから来る」

いつものしゅんとした顔だ

「もういいですよ(笑)午前中ゆっくり過ごしましょ」

「あれ?僕今日の練習時間真由に言った?」

「ぷっ……もう朝から天然炸裂ですね、記憶ないじゃないですかー(笑)」

「え〜」


昨日バレーだったんですよ

それでね……

朝食を食べ終えると昨日のサークルで久しぶりにバレーをした事などを話し始め、時間いっぱいまで亮介さんとゆっくりした時間を過ごすことができた



次のサークルの日、穂乃香から連絡を受けて部長と正臣が部室に戻ってきた

「テニスの助っ人です

男子1名、女子1名です」

「正臣が決めていいぞ」

「じゃあ、男子は良太で女子は真由香ちゃんですね」

「じゃあ、それで行こう、2人を呼んできてくれ」

「はい」

部長は明日から放課後テニスコートに行かせますと依頼してきたテニス部に告げた

「部長、次の部長はやっぱり正臣さんですか?」

「まあ、適任だろう(笑)」

「ですね」

真由香と西脇良太(にしわきりょうた)という2回生が正臣と一緒に部室に戻ってきた

「真由香、このラケット使っていいからね
自分のは実家でしょ?」

「そうなの……お借りします」

「頑張ろうね、石森さん」

「はい、西脇先輩」

そして部長から助っ人の説明を受けた
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