犬系男子が可愛くてたまりません

「あと……ちょっとだけわがままです」

「何?」

「週1回くらいは会いたい

1時間でも

コーヒー1杯飲むだけでもいいから」


亮介は立ち上がって可愛い事を言う真由香に抱きついたがやっぱり足が痛くて1度離す

「イテテッ……ちょっと待って」

「正座しなくていいですよ(笑)」

真由香はソファから床に降りて亮介の胸に頭をつけた

亮介も真由香に手を回す

「大学帰りとか……リーグ中なら練習前に週1回でも真由の家に寄ってコーヒー飲んでくれたら」

「うん、言ってくれてありがとう

寄るよ、もうない?」

「……あのね、さっき6人でよくその人の家に行くっていってたでしょ?」

「うん」

「いつも全員なの?」

「昨日は最終戦だったから全員いたけど、3人とか4人とか、バイトがある奴もいるしな」

「亮介さんには今彼女がいますね?」

「うん!可愛い真由〜」

ギュッと力を入れてくれた

「真由と会ってない日が長かったら1回くらいお友達を断るか早く切り上げるかして、真由と会えませんか?って話」

「あっ、そっかー」

「はぁ、亮介さんは人が良すぎです

一言だけ言わせてください……

穂乃香の真似をします、コホン」

「え?穂乃香?」

「バッカじゃないの!!」

「似てるー」

亮介は拍手をしていた

「ごめんね、もう言いたい事は言ったからおしまい(笑)顔を洗ってくる」

亮介から離れて真由香は洗面台に向かった

はぁ、真由が可愛いすぎる

亮介は冷蔵庫から水を出してゴクゴクと飲んだ
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