犬系男子が可愛くてたまりません
大学の門をくぐると亮介さんとわかれた
亮介さんといるとやっぱり女子の視線を感じるな〜
「おはよ、真由香」
「おはよう、穂乃香、昨日はありがとう
メロン美味しかった〜」
「ううん、全然」
穂乃香とすぐに合流できて有難かった
穂乃香は亮介さんの妹と認知されている
きっと妹の友達と思われただろう
昼休みに学食へ行った
「なんかさ、今日は特に視線を感じる」
「穂乃香、ごめん、朝ね私……亮介さんと来たからかも」
「納得(笑)でも付き合ってるんだから別にいいんじゃない?」
「亮介さんは女友達とかと構内を歩かないのかな」
「お兄ちゃんなら歩くと思うけど知ってる人は友達ってわかってるからじゃない?
1年生であまり知らない顔だから珍しいから見られてるんだと思うよ」
珍しいからなのか……
穂乃香は慣れているんだろうな
「2人がいつ公表するのか知らないけどさ」
「ん?わざわざはしないと思うよ」
「一応去年のミスター修実だからね」
「なにそれ?」
「学祭のミスターコンテスト」
「そんなのあるんだ、ミスはよく聞くよね」
「うちの大学もあるのよ」
「亮介さん、すごーい」
真由香は軽く拍手をした
「まあ、普通にかっこいいもんね」
「真由香もかっこいいと思う?」
「あっ、うん、ココアの時かっこいい人だなって思ったよ」
「性格を知っても?」
「性格か〜、可愛いかな(笑)
年上の亮介さんには悪いけどお世話したくなっちゃう」
「真由香、お母さんみたい(笑)
まあマザコン兄にはお母さんみたいのがいいのかもね」