犬系男子が可愛くてたまりません
「よかったね(笑)」
「うん!」
お母さんが麦茶を持ってきてくれる
「あっ、とてもおいしいです」
「よかったねぇ」
「この漬物もおいしい」
「お母さんがつけたきゅうりの浅漬けだよ」
「真由も作れる?」
「まだ作ったことないかな、亮介さんが好きなら作るよ」
「焼酎を入れるから真由香は買う時に年齢確認されるよ(笑)」
「じゃあ、亮介さんに買ってもらう」
「まかせて」
「同じ歳じゃないんかね?」
「僕は20歳です、3回生です」
「じゃあ、夜は酒でもだそうかね」
「ありがとうございます」
食べ終えると水着に着替えた
「智也に連絡しなくちゃいけないのかなぁ」
「せっかくだから帰ってる時くらい普通に話してあげないと」
「そうだね、わかった」
連絡をすると軽自動車で智也がやってきた
「乗って」
「どこの海に行くの?」
「高校の近く、友達集めてるから」
「え!嘘ー、集めてくれたの?」
「まあ、帰れる時は会いたいかなって思って」
「ありがとう!智也」
バックミラー越しに真由香の久しぶりの笑顔を見た
海岸に到着した
「おーーい」
智也が呼ぶと何人か振り向いた
「あー、真由香ーお帰り〜」
亮介は真由香の荷物を預かり
「いいよ、行っておいで」
「うん!」
走って友達のところに行った
智也と亮介も砂浜に歩いていく
「真由香、彼氏と帰ってきたの?」
「うん!」
「かっこいいじゃん」
「うん、エヘへ」
「いつまでいるの?」
「バイトがあるから明日には帰るの」
「寂しいなー」
「でも智也のおかげで会えてよかった」