犬系男子が可愛くてたまりません
「智也は真由香の為なら何でもするからね」
「そんなことないよ〜亮介さんだって優しいよ」
「亮介さんて言うんだ」
「うん」
ビニールシートを出して広げてくれていた
智也がパラソルを立ててくれている
「真由香、泳ごうよ」
「うん」
みんなで亮介さんの方へ歩いていく
「真由香の彼氏さん、こんにちわ」
「こんにちは、真由香ちゃんの彼氏です」
「田舎へようこそ(笑)」
「お邪魔します(笑)」
「ねえ、先に友達と泳いできてもいい?」
「いいよ」
真由香は上着を脱いだ
さりげなくすぐに上着を預かる
「気をつけてね」
「はーい」
バイバイとお互い手を振る
真由香は友達と走って海に入っていく
亮介はサングラスをして座って見ていた
「あの……」
智也くんから話しかけられる
「うん?」
「真由香とはどうやって知り合ったんですか?」
「公園でね、犬の散歩してたら逃げちゃって、それを止めてくれたのが真由香ちゃんなんだよね」
「真由香、犬好きですからね」
「うん、まあその犬がやらかしたからお詫びにその後も会う約束をして真由香ちゃんと話したら楽しくて
後で妹の友達ってわかって今はサークルもバイトも同じ」
「真由香の事は本気ですか?
遊びじゃないですよね、実際モテるでしょ」
「うーん、そう思われるんだけど本気だよ
初めて僕から告白した」
「さっきなんで真由香ちゃんて呼んだんですか?
真由って帰ったとき呼んだのに」