幼なじみマリアージュ~偽装のはずが、エリートパイロットの溺愛が開始されました~
「お姉様と祐斗さんの結婚ですが…私もようやくお二人を祝福するキモチになりました。おめでとう。お姉様」
「舞…じゃ祐斗のコトは吹っ切れたワケね」
「まぁ」
「舞にも早くいい人出来たら、いいわね」
「大きなお世話です。お姉様」
「本当に舞は可愛くないわね…」
姉妹でこうやって憎まれ口を日常的に叩き合うのも今日が最後かもしれない。
「今までありがとう…舞」
「別に…空港で顔を合わすでしょ?礼なんて要りませんよ」