幼なじみマリアージュ~偽装のはずが、エリートパイロットの溺愛が開始されました~
妻の高校時代の後輩・与奈(ヨナ)さんが学生時代にバイトしていた『設楽法律事務所』を二人で訊ねた。
銀座の一等地に聳える三十階建ての大きなビルディングの十五階に事務所を構えていた。
自動扉を抜けると最初に目についたのは重厚なダークブラウンの受付カウンター。
その周辺にはテーブルと椅子が並んでいた。
俺達は受付嬢の案内で一番奥の部屋に突き進む。
俺達の担当弁護士となる人はこの事務所の主の若手弁護士。
中肉中背で理知的な雰囲気を漂わるボストン型の黒ぶち眼鏡をかけたイケメンだった。
「妻の与奈から話を訊きました。設楽瓜生(シタラウリュウ)です。草壁夫妻・この俺が貴方方の担当をさせていただきます」
「妻って与奈と貴方は夫婦なんですか?」
「はい…彼女は俺の妻です…与奈から話を訊いてませんか?」
「はい」
「まぁ、俺達のコトはさておき、本題に入りましょう」
設楽弁護士は私事は適当に流して、直ぐに本題に入った。彼も多忙な人なんだろう。
銀座の一等地に聳える三十階建ての大きなビルディングの十五階に事務所を構えていた。
自動扉を抜けると最初に目についたのは重厚なダークブラウンの受付カウンター。
その周辺にはテーブルと椅子が並んでいた。
俺達は受付嬢の案内で一番奥の部屋に突き進む。
俺達の担当弁護士となる人はこの事務所の主の若手弁護士。
中肉中背で理知的な雰囲気を漂わるボストン型の黒ぶち眼鏡をかけたイケメンだった。
「妻の与奈から話を訊きました。設楽瓜生(シタラウリュウ)です。草壁夫妻・この俺が貴方方の担当をさせていただきます」
「妻って与奈と貴方は夫婦なんですか?」
「はい…彼女は俺の妻です…与奈から話を訊いてませんか?」
「はい」
「まぁ、俺達のコトはさておき、本題に入りましょう」
設楽弁護士は私事は適当に流して、直ぐに本題に入った。彼も多忙な人なんだろう。