幼なじみマリアージュ~偽装のはずが、エリートパイロットの溺愛が開始されました~
何度彼に抱かれたコトか…
もうカウントできない程、抱かれていた。

胸の頂を食まれるだけでもう彼が堪らなく欲しくなる。

「俺が欲しいのか?結」
「分かり切ったコト訊かないで…恥ずかしい」

「俺も欲しいよ。結」

リビングのラグの上でこんなコトしちゃいけないのに。
寝室まで行く時間すら待てないぐらい祐斗を欲していた。

背中越しに繰り出される律動。

深く密着した場所から聞こえる淫らな水音。

何も考えられない。

彼の溺れてしまっている。

「こうして髪を振り乱す結ってとっても色っぽいね…」

彼は私の後ろ髪にそっと口づけを落とす。

クールな彼も悦に溺れて獣化した。

行きつく場所は同じ。

彼は全身で私に尽くした。
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