幼なじみマリアージュ~偽装のはずが、エリートパイロットの溺愛が開始されました~
「お姉様?」

舞も私達のテーブル席に来た。

「舞、座れよ」
「んっ?」

舞は古村君の隣のシートに座った。

「おーっ、舞のハンバーグセットも美味そうだな」
「では、晃貴方の唐揚げを一つ、私に下さい」

「分かった…」

古村君は舞のお皿に唐揚げを一つのせた。

「ハンバーグは一つなので、半分でいいですか?」

「いいよ。全部貰ったら、舞の分がなくなっちゃうもんな」

二人は甘い雰囲気に包まれていた。

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