幼なじみマリアージュ~偽装のはずが、エリートパイロットの溺愛が開始されました~
唇から感じる彼の愛と熱に全身は蕩けていた。

下腹部の奥が妙に疼く。
唇を離し合うと白い唾液の糸が引いた。

「結には俺のコトをだけを考えて欲しいな…」
「私は初めてなのよ…手加減しなさいよ…祐斗」

「・・・嫌だったの?結」

「嫌じゃないわ…」

「じゃもう一回ディープキスしていい?」

「ダメ…何だか…変な気分になる・・・」

私はそう言って、スカートで隠れた太腿を擦り合わせた。

「・・・そうだな…俺ももう一回したら…ヤバいかも・・・」

祐斗は苦い笑みを浮かべた。

「さてと…帰るか…」



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