幼なじみマリアージュ~偽装のはずが、エリートパイロットの溺愛が開始されました~
ビュッフェを堪能したかと思えば、祐斗は私をホテル最上階のバーラウンジに連れ出した。

「一体何のつもり?」

「・・・二人で色々とお喋りがしたかったんだ…」

「昼間…十分に二人の時間を楽しんだと思うけど…」

「昼間は昼間だ…夜は別だ・・・」

「此処に来ても…明日…帰るのに…飲めないでしょ?」

「ノンアルならいけるだろ?」

「ノンアルなら…大丈夫だけど…」

「どれ飲む?結」

二人でバーカウンターのゆったりとしたソファ椅子に腰を下ろし、ドリンクのメニューを一緒に眺める。

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