幼なじみマリアージュ~偽装のはずが、エリートパイロットの溺愛が開始されました~
帰路
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翌日。

私達の航空機に宇佐美社長と柏原さんが搭乗して来た。

「昨日はありがとう…朝比奈さん」
「いえ…どういたしまして…」

「社長…後ろがつかえてますよ…」

「あ…すまない…」

足を止めて私に礼を言って来た宇佐美社長は柏原さんに急かされ、機内の奥へと入っていった。

二人の座席はファーストクラス。

彼らのお世話はファーストクラス担当のCAが担当する。

エコノミークラス担当の私が次に彼らと顔を合わせるのは降りる時だろう。

時刻通り那覇空港を離陸して羽田空港を目指す。

昨日だけで何回…祐斗とキスを交わしたかな?

私は座席に腰を下ろし、不埒なコトを考えながら暫しの休息を取った。



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