幼なじみマリアージュ~偽装のはずが、エリートパイロットの溺愛が開始されました~
「痴話喧嘩ですか?仲いいですね…」
「私達は別に…」

「朝比奈さん…写真撮影の許可を頂きたいのですが…」

「え、あ…」
不意にマネジャーの古谷さんに話し掛けられた。

「ドラマの参考に撮影したいのですが…」

「あ…でも・・・出来れば…」

「分かっています…写真は責任を持って私が処分いたします」

「分かりました…許可します…」

私達は訓練室へと入っていった。

皆がルキ君と黄色い声で大喜びで出迎えた。

「今日がルキ君の見学の日だったのね…」

「はい…坂上チーフ…申し訳ありません…訓練の邪魔してしまって…」

「いいわよ…私もルキ君のコト待っていたから…」

普段はクールビューティーの坂上チーフもルキ君の前では乙女になっていた。

「ルキ君…」

皆にして訓練そっちのけで、ルキ君とツーショット写真を撮ろうと列を成していた。

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