幼なじみマリアージュ~偽装のはずが、エリートパイロットの溺愛が開始されました~
「祐斗…」

「結…頼みがある…」

「今からは…ちょっと」

「頼む!」

祐斗の声に力がこもった。
「祐斗の馬鹿」

私は渋々祐斗を受け入れた。

昨日乱されたシーツの上で再び、私達は肌を重ねた。

遮光カーテンの隙間から射し込む朝の陽光が祐斗の背中を照らす。

祐斗の筋肉質で芸術的なカラダに思わず息を飲んだ。

「朝から結を抱くのは初めてだな…何だかこれぞ…新婚さんだな」

「私達はまだ…」

「明日の今ぐらいにはもう夫婦かもしれないぞ」

「今日はお互いに仕事でしょ?仕事に支障ない程度にお願いね」

「分かってますよ…俺の奥さん」

祐斗は甘い光を瞳に宿して、そっと私の唇にキスを落とした。



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