社長さんの溺愛は、可愛いパン屋さんのチョココロネのお味⁉︎
ただ、〝痛い〟と聞いていた初めての行為が拍子抜けするほど痛くないことにただただ驚いて。
「くるみちゃ、んっ、……平、気っ?」
実篤が吐息を落としながら自分を労ってくれるのが物凄く嬉しかった。
「実篤しゃ、苦しい?」
そんなに動いているわけではないのに、実篤の額に薄ら汗が滲んでいて……しかも呼吸が切ないくらいに乱れているから、くるみは心配になってしまう。
自分がうまく出来ていないせいで、実篤が痛かったり辛かったりするのは嫌だと思って。
そっと実篤の頬へ手を伸ばしたらその手をギュッと包み込まれた。
「苦しい、わけないっ。……くるみちゃんのなか、熱くて狭くて……〝俺の〟にすげぇ絡みついてくるん、よ。快すぎて、ヤバイけん、グッとこらえちょる、トコ」
「堪えりゅって……何を?」
くるみには実篤の言っている意味がさっぱり分からない。
この期に及んで、まだ自分は彼に何か我慢させちょるんじゃろうか?と不安になって眉根を寄せたら、
「そんな、顔、せんで? 俺、すぐ達そう……なんっ、セーブしちょるだけ、じゃけっ」と実篤が包んだままのくるみの手を愛しそうに頬へすり寄せてくる。
「くるみちゃ、んっ、……平、気っ?」
実篤が吐息を落としながら自分を労ってくれるのが物凄く嬉しかった。
「実篤しゃ、苦しい?」
そんなに動いているわけではないのに、実篤の額に薄ら汗が滲んでいて……しかも呼吸が切ないくらいに乱れているから、くるみは心配になってしまう。
自分がうまく出来ていないせいで、実篤が痛かったり辛かったりするのは嫌だと思って。
そっと実篤の頬へ手を伸ばしたらその手をギュッと包み込まれた。
「苦しい、わけないっ。……くるみちゃんのなか、熱くて狭くて……〝俺の〟にすげぇ絡みついてくるん、よ。快すぎて、ヤバイけん、グッとこらえちょる、トコ」
「堪えりゅって……何を?」
くるみには実篤の言っている意味がさっぱり分からない。
この期に及んで、まだ自分は彼に何か我慢させちょるんじゃろうか?と不安になって眉根を寄せたら、
「そんな、顔、せんで? 俺、すぐ達そう……なんっ、セーブしちょるだけ、じゃけっ」と実篤が包んだままのくるみの手を愛しそうに頬へすり寄せてくる。