社長さんの溺愛は、可愛いパン屋さんのチョココロネのお味⁉︎
「よっ、余計なことっちゅーわけじゃない、けど……。その……ええ歳したオッサンが言うにゃぁ、やっぱ恥ずかしいけぇさ。頼むけ、忘れて? そ、それにっ。さっき会ったばっかでこんなん、木下さんもさすがに気持ち悪かろ?」
自分でも思ったのだ。
いい年をした男が、歳の離れた可愛らしい女の子に一目惚れしたと言うだけでも結構赤面案件で、なるべくなら誰にもバレたくない感情なのに。
あまつさえそれを即日、本人に言ってしまうとか……有り得んじゃろ? 俺、馬鹿なん?と。
「……栗野さんがどうしてもって仰られてんならそう出来るよう努力しますけど……。でも、えっと……気持ち悪いとか思ったりはせんかったですよ?っ言ーんだけは知っちょって頂きたいです」
自分でも思ったのだ。
いい年をした男が、歳の離れた可愛らしい女の子に一目惚れしたと言うだけでも結構赤面案件で、なるべくなら誰にもバレたくない感情なのに。
あまつさえそれを即日、本人に言ってしまうとか……有り得んじゃろ? 俺、馬鹿なん?と。
「……栗野さんがどうしてもって仰られてんならそう出来るよう努力しますけど……。でも、えっと……気持ち悪いとか思ったりはせんかったですよ?っ言ーんだけは知っちょって頂きたいです」