生存率0%
「な、なんで…」
真紀はその場に、ペタンと力無く座った。
そして、涙を流した。
「なんで…ひっ…ぅう。なんでよ…あ、あたしも死ぬはずでしょ…?嫌だ…やだよ…ぅう…1人ぼっちは嫌だよ…。琢真ぁー!」
そう。
真紀は、死ぬつもりだった。
琢真もいない。
親友もいない。
誰もいない。
そんな中で、生きていきたくなかった。
いっそのこと、死んで、みんなに会った方が良かった。
1人でなんて、生きていけなかった…