至高の冷酷総長は、危険なほどに彼女を溺愛する -CLASSIC DARK-
だいたい京様、昨日言ってたじゃん。
Sクラス以上の男が選ぶのは学力も教養も兼ね備えた美人だって。
わたしはどれ一つとして当てはまらないから、正攻法じゃなく、裏の手で攻めようって。
だからキスが上手になるように頑張ろうねって……。
そういうハナシだったよね……?
「い、意味わかんない、ですっ」
「まじか。俺一応日本語喋ってるつもりなんだけどな」
「日本語は理解できるけど、京様、事実とまるで違う事ばっかり言ってるし……色々矛盾してるし、」
「やれやれ。まったくこの子はどこまで……」
深いため息のあと、体がゆっくり離れていく。
「わかんないなら、俺がわからせてあげる。早く部屋においで」