至高の冷酷総長は、危険なほどに彼女を溺愛する -CLASSIC DARK-

「よくお似合いです、サイズもこちらでよさそうですね」



全身鏡の前で、くるりと体を1回転させられる。

ふわっとなびくワンピースに思わず「可愛い……」と声が漏れた。



「こちらのワンピースは、このカーディガンとの相性がぴったりなので、ぜひ合わせてお使いください!」

「あっ……ありがとうございます」



こんなに可愛い服があるなんて……と余韻に浸ってる暇もなく、背中のチャックがシャッ……と下ろされた。



「お次はこちらのトップスとスカートですね!実はこれまだ市場に出回ってないお品物でして、来月、大人気女優の広瀬美桜をイメージモデルとして売り出す予定なんです!」

「京様にはモデルのことも何もお伝えしていなかったのですが、さすがお目が高いですよね!」

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