至高の冷酷総長は、危険なほどに彼女を溺愛する -CLASSIC DARK-

「え……いいんですか?」

「はい。京様もきっとお喜びになられますよ」



十数人のスタッフさんたちの笑顔に見送られながら、わたしは22階のフロアーをあとにした。


はあ、……なんか、異世界だった……!


どきどきが収まらないままエレベータの前まで歩くと、そこには朱雀院様がいてびっくり。



「あ、お疲れ様です……」

「へえよく似合ってんじゃん。いつもの100倍マシに見える、普通にカワイー」


「そ、そうですか? ありがとうございます」

「けど丈短いな、静日の好みだからしょーがねえか」

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